猫の手も借りたい(工事中)


次に紹介をしたい機種を簡単に少しだけ載せます 工事中なので簡単に書きます

ティアックのCDレコーダー RW-02です オークションでリモコン付きで7000円くらいで落札しまた。 録音は不可能でしが再生は可能でした。   RW-02の製造からの経過年数を考えると録音は期待をしていませんでした。
この種も修理は一発で成功をしましたが、最後のケースを組み付ける時に、誤って横に立てて作業をしていたのを一度だけ、パタンと倒してしまいました。
倒す前まではどのメーカーの録音前のCD-Rを認識していました。修理成功を喜びました。
しかし一度だけの倒しで、内部に何らかのショックがあったのだと思います。  録音前のCD-Rを認識しなくなりました。 すごく焦りました。 色々と手をつくしている内に、本体の手前側を30度くらい傾けて、トレーオープンをしてまた直ぐに閉めます。4、5回繰り返すとやっとCD-Rを認識することが分かり少しはホットしました。
■しかしその方法でCD-Rを認識させてからの録音になるので、気分的にはあまり良いものではありません。

■しかしある時、マクセルのCD-Rだけは 1、2回の、上の説明の操作で  認識をすることが分かりました。 それからは録音はマクセルにしました。

■それから色々と分かって来た事があります。 録音済のCD-Rは本体手前を30度傾けなくても、普通の水平状態でCD-Rを取り込んでも簡単に認識をして問題なく再生をするという事が分かりました。

それと不思議なことに、CD-Rを1枚録音します。そして直ぐに2枚目の録音に入る時は前側を30度に持ち上げなくても簡単にCD-Rを認識して直ぐに録音に入れる事が分かりました。

なぜ手前側を30度傾けないとCD-Rを認識しないのかの原因はいまだに分かりません

しかし問題は少しあっても正常に録音できるので修理にはある程度の満足をしています

時期は先になると思いますがすでに修理が終わり録音できる個体となっていますが説明の為に、もう一度分解をして写真を写してUPをします

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その、CD-Rを認識しずらくなった時に、再度修理を考えてジャンクのドナーを手に入れた時に写した写真が少しあるのでUPをします。
■ドナーの状態は悪いものでした。この機種は中のスチールがプラスチックのケースで完全に隠れるのでスチールの状態は外観からでは分かりません。
届いてから中を見ると色々な箇所がかなり錆びていました。CDドライブの内部にも錆びがあったのでかなりの水気を浴びた様な感じでした。
グリーン色の基板がメイン基板です。この基板は多層基板でもってコンデンサ交換が少し難しい基板です。
そして、RW-02特有の難しさがあります。 基板の下側もスペース的な狭さがあります。 また基板の上側にもCDドライブがあるので多層基板の時のコンデンサ交換方法では上側と下側方向にも新しいコンデンサをセットするスペースに苦労をする基板です。

■この基板の上下にかなりのスペースがあればコンデンサ交換には苦労をしませんが、とにかく新しいコンデンサを入れるスペースが狭い為に苦労をする基板です。
■今見えているコンデンサを新しいコンデンサに置き換える為に基板の表側、つまり今見えている側に全てのコンデンサを配置できないので基板の下側にもコンデンサを移動して新しいコンデンサをセットしています。 いずれその写真を UPします。
■これが電源基板です。 基板が小さい割にはコンデンサが密集しています。 コンデンサ交換の難易度はよく覚えていません。
電源基板はこの様に斜めにセットされています。

10月28日 訂正があります 星形のビスは間違いでした

■三角が指している頭のは六角の穴でした。 ■よって、ケースのビスを外すのは六角レンチで外します。かなり小さな六角穴です。 六角レンチのセットを買うと良いと思います。
この横のビスを締める為に本体を縦て、横面を上側にしてビスを締めていたところ誤ってパタンと倒したのです。 その一回の倒しでもって不調になった次第です。

この機種は横倒しなどをして本体にショックを与えたら不調になります

■本体の横のビスを外すのは、■(訂正をします。ビスの頭は星形の穴ではなくて、六角の穴でした。)よって、写真のドライバーセットの中にも六角ドライバーはありますが、ダイソーや量販店でも六角レンチセットを買うことが出来ます。

■■10月28日 訂正を入れます。 星形のドライバーはケースを開けるのに使いません。 使うのは小型の六角レンチでした

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■10月28日 説明用写真を写したので追加をします 詳しい説明は別の時とします

.カウンターの数字は、録音前のCD-Rを認識しているという事を示している数字です

次は録音状態に入り、一時停止をしている状態です

■ケース横の数字を見ると、修理をしたのは2021年4月らしいです。   赤い棒が示しているのが六角のビスです。 赤い三角は自作で冷却をする為の空気穴をドリルで開けました。

■ケースの上側にも冷却を促す空気穴を開けました。

■CDレコーダーなのでCD-Rを1枚録音してもCD-R自体やレコーダー本体もかなり熱を持ちます。熱はコンデンサの大敵なので本体の冷却に気を使っています。

■ケースの下側です。 ケースの底にも冷却の為の穴を開けました。      紫が示す足がオリジナルの足です。 オリジナルの足の高さは低いので冷却効果を期待できないので市販の足、赤が示す足を追加しました。

■これがケースに使われている六角ボルトです。

■リアの写真も載せておきます。

■ケースの中のスチールの横はビスが多くあります。
■これら全てのビスを外さないとCD-Rドライブは取り出せません。

■CD-Rドライブを取り出すのには、フロントバネルを少し開く必要があります。 ドライブのトレーの前フタは最初に外しておくのがベストですが、フロントパネルをこの様に大きく開いた場合には、トレーの前フタはドライブに付いたままでもドライブは取り出せると思います。

■フロントパネルにある基板です。修理は1年前なので覚えていませんがコンデンサの交換作業を難しく感じた様な記憶が残っています。コンデンサの足を見ると、多層基板の時の交換方法を使っています。だとするとフロントパネル内の基板も多層基板かも知れません。

■ドライブを取り出す為に、正面から見て左側のビスはフロントに1本、ステー、赤丸に2本の計 3本だけです
■電源基板です。この様に斜めにセットされています。

その基板には下の写真の様にグロメットが1個使われています。このグロメットは分割して使います。最初に基板の穴に紫の方を差し込み。その後で赤の栓を差し込んでロック状態になります。

ドライブ横のステーはドライブを本体に取り付けた後に装着します。楕円の中のビスはスプリングワッシャー付きのビスなので、ステーを外したら写真の様に仮止めを軽くしおきます。(仮止めをしておけば紛失しないし、使う場所を間違わないからです) 紫で示す縦のビス穴は、ケースのビスで使う穴なのでステーを取り付ける時に間違わないようにします。

■基板の写真は軽く載せます。 詳しい説明は後日行います

■この基板は多層基板でもって作業が難しい基板でした

■コンデンサの数が少なく見えますが、表側のスペース的問題でもって、基板の裏側にコンデンサを移しているので表側の本数は少なく見えます

■説明は後日行いますが写真だけ載せます

▼基板のフロント側に近い部分のコンデンサは寝かせて取り付けています。   この寝かせて取り付ける形は、CD-RW700 と RW800のグリーン色の基板と同じ方法でコンデンサを基板に取り付けています。
▼基板の表側のコンデンサの取り付け方は、ティアックのCDプレーヤー PD-H380 と同じ取り付け方でコンデンサを取り付けています。
元のコンデンサの足を少し残して、その残りの足の部分に、足をL形に曲げた新しいコンデンサの足をハンダ付けする方法を使って、表面側のコンデンサは基板に取り付けています。
■多層基板でのコンデンサの取り付け方の特徴の一つとしては、コンデンサの足の曲げ具合の、色々な形の曲げ方向を使うと、言えます。 例えば、真っすぐに付けると部品に当たる場合には、その部品を避ける形に足を曲げます。 取り付ける残りの電極に対して、コンデンサを寝かせて取り付ける必要がある時、電極に対して右側にコンデンサを向けるのか、左側に向けるのかで、コンデンサの足の曲げ方が反対になります。 針金で色々な方向に曲げる針金工作をする感じになります。
■後日、表側のコンデンサがあった箇所をマークで示しますが、12個ほどコンデンサを基板の裏に移動をさせています。
■コンデンサを基板裏に移動させる場合、極性の間違い無しに最大の注意を払います。 なので表、裏を何回も繰り返し見て、間違いのない様にマジックで(-)になる部分に黒い印を付けておきます。

■極性を間違えてハンダ付けをすると基板や部品などが壊れる危険があります。 極性の確認は飽きるほどに確認をします

■この様にコンデンサを基板の裏側に移動をした事への説明は後日行います。
■電源基板の裏側を見ると、普通、コンデンサの足は「ハの字」に曲げられいますが、この基板での足は「直線」でもって、曲げられていません。 なので配線の幅は小さいけれども、基板の表側から交換出来たと思います。 コンデンサ交換はたやすい部類の基板と思います。

■詳しい説明は後日行います

次はティアックのCDプレーヤー PD-H380です

この機種はフロントにUSB端子があり、USBメモリに貯めた音楽が聴けるので手に入れました。この機種はUSBメモリに録音できませんが上の機種 PD-H750と思いますが、その機種はCDからUSBメモリに録音ができます。
■このPD-H380のメイン基板も多層基板です。             多層基板だと部品が多く積めて高機能、高性能化ができるので年々、機器の多くに多層基板が使われるようになりました。
しかし修理をする側としてはかなり神経をつかう基板です。
本体の中はこの様な感じです。 次は少し拡大をしています。
本体を横から見ました。
電源基板のコンデンサ交換では、指が入らないのでこの様にラジオペンチを使って基板からコンデンサを外します。
今、この機種 「PD-H380」の修理記事をUPする準備をしているので、その中で修理方法を詳しく説明をします。
マジックでコンデンサの頭を汚しているのでこの写真は交換前のものです。
次にはコンデンサを交換中の写真です。
■この基板ではこのの足の部分が短い為に、紫色の三角の様にコンデンサの根元からコンデンサをニッパで切って、基板から突き出たかすかなリード線に新しいコンデンサをハンダ付けするという技法をとっています。
その時には新しいコンデンサの足はこの様に曲げておきます。
そしてコンデサ交換を終えた最終的な基盤が上の写真になります。

▲別のページで詳しく説明しますが、ユーチューブでの修理動画の中には、フラットケーブル(FFCケーブル)やソケットからプラグを外す時に、簡単に、片手でもって外しますが、その2つはデリケートな接続器具です。

扱い方が雑になると、接触不良になり、誤動作や 起動が不可能になります。
▲上の PD-H380 CDプレーヤー の修理において、コンデンサ交換は完ぺきなのに起動しませんでした。 非常に焦りました。 何度も何度も、コンデンサの極性方向を確認しました。 その確認には長い時間掛かりました。 コンデンサの取り付け方は正しいと確認したので、FFCケーブル や ソケットの差し込みを何度となく抜き差しを繰り返しました。 4回か 5回ほど それらの抜き差しを繰り返しました。 すると起動する様になりました。

その抜き差しから言えることは、ケーブルやソケットの差し込み不良は問題を複雑にする。起動できなくします。

なのでケーブルやソケット類は丁寧に扱う必要があります。

▼下の画像はFFCケーブルです。 青い部分の板の名称は知らないので補助板と呼びます。 この補助板はベースのフィルムに圧着しているだけです。 なので雑に扱うとベースのフィルムからはがれて、ソケットへの差し込みが弱くなり、接触不良を起こします。

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▲また、赤色で示している電極も、ベースのフィルムに圧着をして貼り付けてだけです。 なので雑に扱うとベースのフィルムからはがれて、もうFFCケーブルは使えなくなるのでドナーとしてのジャンク品を手に入れる必要が出ます。
動画ではFFCケーブルを片手でソケットから抜きますが、両手の指先で扱える幅があるFFCケーブルは、両手でソケットから抜くべきです。 また、ソケットに差し込む場合でも、注意深く、両手の指先を使って差し込みます。

■また、ソケットに差し込まれているプラグを抜く時は、コードの部分を握り引き抜くのではなくて、プラグ部分をラジオペンチを使って抜くか、カッターの刃先を隙間部分に少し差し込み、出来た隙間にドライバーなどを差し込んでプラグを抜く方がソケットでの接触不良を回避します。

▼ティアックのCDプレーヤー PD-H380 です。 ソケットの数が意外に多いです。 起動しなかったので、それらのソケットの抜き差しを 4、5回繰り返しました。 そして起動したという事は、ソケットでの接触不良が原因だったと言えると思います。
CD-RW700  RW800 に使われているCDドライブ上の基板です。白いソケットが3つ見えます。 紫色で示したコード部分をつまんでソケットからプラグを抜くのではなくて、最初に赤い棒が示す所の箇所に、カッターナイフの刃先を少し差し込みます。 そして刃先でもって隙間を少し作ります。 その隙間に小さなドライバーなどを差し込んで隙間を広げた後に、ソケットからプラグを抜きます。 プラグには細いコードがあります。 ソケット/プラグを雑に扱うとプラグやソケットが壊れて基板が使えなくなる危険もあります。
▼電気器具の取り扱い説明の中に、コンセントから抜く時にはコードを引っ張って抜くのではなく、プラグを持ってコードを抜きましよう・・と説明にある様にするべきです。 しかしなぜか、ケーブルやソケットを扱う時、雑に扱われます。 ケーブルやソケットはデリケートな接続部分です。 慎重に扱う必要があります。

次の機種はデンオンのコンポ UDCM-M10eです

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11月30日 記事の追加

人生は 色いろなところで、思い違いや勘違いがあります

このコンポのコンデンサ交換でも、大きな勘違いがありました

▼ 下の記事を読んで行くと分かりますが、メイン基板と電源基板、それとチェンジャー・メカ下のコンデンサ 3本を交換した後にテストをしたところ、光出力は使えたけれども アナログ出力が無くて、アナログ出力は使えないと記事に書きましたが、それは大きな勘違いでした。
■コンデンサ交換後のテストでは、オンキョーのコンポ FR-N9FX のリア端子につなぎました。 N9FXのリア端子には テープ DOCK デジタル入力とありますが、たぶん、テストでもって テープにつないだのに、勘違いをして コンポ側のDOCKにつないだと思い違いをしたので、オンキョーのコンポから音が出ないのは当然です。

実際にはコンデンサ交換は成功をしてアナログ出力からは音が出ていたのに、つないだコンポ側の入力セレクトを間違った為に、アナログ端子は使えないと思い込んでしまった様です

実際にはアナログから音が出ていました。11月30日にアナログから音が出るのを確認しました。

思い違い、勘違い・・。まあ・・よくある事です。

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なので、下の記事にはアナログから音が出ないとの内容が掛かれています。

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■ジャンク品としてゲットしましたが問題なくCDも CDチェンジーも機能しましたが、手持ちのコンデサがあったのでメイン基板や電源の一部を交換したところ、アナログでの出力が出なくなり、光出力を試したところ光出力では使えることが分かりました。

その為にまた、ドナーとしてのジャンク品をゲットしたところ推理が外れて基板の部品がかなり違って使えませんでした なのでまた3台目のジャンク品をゲットすることになりました

その様にジャンク品の修理には、複数のジャンク品をゲットしなければいけない場合もあります その様なリスクがある事を知っておく必要があります

■外観的な形は全く同じですがメイン基板が違いました。 型番はUDCM-M7 です。
■基板の中の部品の数が違うし、部品の配置も違いました。最初のゲット品のドナーとして使うつもりでしたが基板が違うので使えませんでした。
■基板の場所は同じところにあるものの、部品の数と部品の配置が違いました。なのでUDCM-M10e には使えません。

エラー表示が出るのはコンデサの劣化が主の原因ですが、そのコンデサの劣化により紫色の矢印の歯車の動きがあやしくなっていました

エラーが出るとトレーオープンなどは受け付けませんが、矢印の箇所の歯車を手で動かすとトレーは出ました。 短い時間ですがCDも再生しました

■その事からは、この個体はコンデサの交換によって復活できるとの予想ができます。その内にこのコンポのコンデンサを交換したいと思います。
■その様に2台目のドナー品は1号機のドナーにならなかったので3台目のジャンク品をゲットすると基板はドナーとして使えるくらいに同じでした。 なのでドナー品のメイン基板のコンデサを交換して1号機に乗せ換えるつもりです。  その時には記事をUPします。

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次はパナソニックのコンポです     型番はSA-PM710SD です

コンポといいながら、謎めいた実力を持っていました

バイアンプ方式、昔で言うところのマルチアンプ方式と思います このコンポでは低域と中高音域を受け持つ2つのアンプでもってマルチアンプ方式にしているのだと思います

スピーカーコードは普通、LとR側で1本ずつ、計2本ですがこのコンポはスピーカーコードが本体から4本出ています

最初はそのスピーカーコードの本数を見て、なんとダサいコンポなのかと思っていました

しかしジャンク品でもって価格が下がり続けて、100円とか、100円以下とか、1000円以下になったので、ついつい1つを落札しました

そして音を聴きました 好みの音でした 一発でこのコンポが好きになりました  なのでついつい落札して部品どりとしての落札もありましたがあっと言う間に5台になりました

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本体の格好と5CDチェンジーという事でもって分解と修理は難しいだろうなと本体の中を見るのを長くしぶっていましたが、開いたトレーを誤って閉まらなくしたので、しぶしぶ分解をして、別の部品どりのチェンジャードライブ部分を移植したところ、なんと、その分解の簡単さと整備性の良さに驚くと同時にパナソニックの優秀性を実感しました

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ちなみに、ブログの中において、オーディオ用コンデサは多用するべきではないと書きましたが、このコンポのコンデンサは全てと言ってよい位の数がオーディオ用コンデンサでした

それはメーカーが計算をしたところでのオーディオ用コンデンサの多用なので良い効果を出しているのだと思います普通タイプのコンデンサはカセットの部分だけに使われていました。)

■少しだけ写真を写したので載せます。

見ての通り、コンデンサの多くがオーディオ用コンデンサです これでもか、これでもか、と言うくらいに凄い数のオーディオ用コンデンサを使っています

■そして、このCDチェンジー部分の交換は手間どるだろうなと、しぶしぶ分解を始めたところ、あら? あら? という間に分解と交換が終わっていました。
その整備性の良さには驚きました。

しかし動作的な面を見て、そろそろコンデンサの交換時期が来るな・・とは分かるのですが、交換となるとオーディオ用コンデンサの数が多い為に、金額的な面でもって交換をためらう気持ちが湧くだろうなとの感じがします

交換に関してはその内に考えてみようと思います

カセット部分の写真です。
ブルー色のコンデンサは 自社製のパナソニックのコンデンサです。
■MDドライブの写真も少し写しました。
■MDドライブの裏側の基板です

次もコンポです パイオニアのSMC5-K というコンポです 2台目の写真です

ジャンク品でもって価格が数百円と見るとついつい落札をしてしまいます

一台目のジャンク品はリモコンとACアダプタが付いて100円ちょっと だったと思います。 ついついクリックをしてしまいました。
ジャンクなので当然に不具合があります。 届いて調べると電源が入るのだけれども動作的な反応がいまいちです。 最終的には起動しなくなりましたが、一時的にはCDも聴くことが出来ました。 なのでその音が気に入り、2台目のジャンク品をゲットしました。 価格は1000円と数百円です。
届いて、動作テストをするとまずまず使えます。 音もまずまず、聴くには問題なく出ますが、CD-Rの音が時々、ひかかります。 市販のCDでは微妙な感じです。 モーターのスピンドルへの注油でもって音のひ掛かりが改善される予感がします。
■1号機でもって、CDドライブのコンデンサは交換をしていて再生動作やCDの排出動作の正常は確認をしているので2号機への移植が楽しみです。

■2022年10月29日 追加の記事を入れます

1号機で修理をしたCD/ DVDドライブ(コンデンサ交換)を2号機に移植しました

結果は、悪戦苦闘にはするかも(本体のコンデンサは交換していないので当然かも)としての部分と機能的に良い部分を発見しました

良い部分はインターネット・ラジオが使えました。 過去に一度、パソコンでインターネット・ラジオを調べたことがあります。 パソコンでは再生する曲への情報がパソコン画面に表示されますが、このコンポの画面は小さいのでただただ英語の文字が連続に流れ続ける中でもって曲が連続的に流れています。
■その曲の種類はボーカル曲が主です。ボーカル曲は好きなので、このコンポで聴けるのは良いかもと思いました。 コンポなので改まって本格的に聴くという姿勢ではありません。■何かをしながら、ただ気にとめる事もなく聴き流し的に聴くという姿勢です。
しかく、なので今もこのコンポでインターネット・ラジオを聴きながら追加の記事を書いています。 You Tube であれば曲を選びながらの聴くので書くのにも忙しいです。 動画の画面にも気が向く場合もありますが、このコンポのインターネット・ラジオであれば書くことに集中が出来ます。
■■インターネットのルーターからこのコンポの背面にあるLAN端子に接続しています。なのでパソコン操作をしながらラジオを聴いています。 いつもの「何かをしながらの、ながら聴き」です。
■■CD/ DVDドライブの修理写真や 分解の写真を写したので写真をUPします。

■改めて思いました。分解の方法を知っていると無駄な作業が無くなり、楽になるという事を改めて知りました。

■分解方法を知るという事では、ビクターの5CDチェンジャー XL-F503についても同じ事が言えます。 修理の5台目にして、簡単な分解手順をやっと見つけました。 それまでは分解の手順が分からなかったので無駄な分解を多く繰り返していました。 分解方法や手順が分からない時には全ての箇所を分解するものです。 その事は大きな無駄になり、修理を難しくするし、疲れさせてしまいます。
■■なので修理に入るというか、オークションでジャンク品を狙う時には、ネットでその製品についての情報を集めます。 そして分解した写真やケースを開けて内部が分かる写真を捜します。■そして内部が込み入り、修理が難しく感じた製品は狙わない事にしています。
■■そして最近分かった事と言えば、新しいDVDプレーヤーやDVDレコーダーの部品数とコンデンサの数が少ないので不具合が出た時のコンデンサ交換は楽だし簡単と思いますが、2000年前後のCD/ DVDプレャーの修理は難しいと知りました。 ■オンキョーのDR-2000を修理しょうとしてジャンク品を3台ゲットする事になりましたが、どれも修理は成功をしていません。
メイン基板のコンデンサを全て交換しました。交換をする前はCDを再生していました。 いざテストです。 電源を入れたとたんに雑音が出て使い物になりませんでした。 2台目は放置状態でもってどの様な状態なのかを忘れました。

■■製造年が古いCD / DVD プレャーには手を出さない方が良いと思います。金食い虫になる可能性があります。

■1台はかろうじて余りいじらなかったのでCD再生は可能ですが、DVDは未確認ですが再生は無理でしょう。 更にはDvd再生機は性能の良い機種がオークションでもって簡単にゲットをするので、わざわざ修理が難しく、修理での金食い虫になる製造年の古い機種に手を出さない事が必要と分かりました。

.■■分解の手順、分解する範囲を知ることは大切と実感したパイオニアのコンポの修理です。 その分解の違いの写真をUPします。

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■まだ構造を知らない為に分解をしなくてよいところまで分解をしました

■これが本体から取り出したいCD/ DVDドライブです。

まず最初に必要のない分解をした写真です

紫色が指しているディスプレーも無駄な外しでした。 ②後ろに見える数字を示すカウンターも無駄に外しました。
さらに、メイン基板に付いている小型の基板まで無駄な外しでした。
④そしてメイン基板をステーから外しました。これも無駄な外しでした。

そして本体からメイン基板を支えるステーを外してやっとドライブを外した次第です。ここまで来るのに5段階も作業をしています。 ドライブも外せば作業は6段階したことになります。

ドライブはメイン基板の後ろ側に隠れている為に、大掛かりな分解作業になりましたが、構造をしっていれば、メイン基板やディスプレーなども外さないで、ステーだけを外せば上の写真の様にドライブが直ぐに取り出せる状態になっていました。

構造を知らないために無駄な作業を多くしました

▼下の写真が無駄がない分解方法でした

■■コード類は外しておきますが、ビスを外すのは赤色が示す4本だけをはずせば、ステーがそのまま本体から外れて簡単に、すぐにドライブが見えるところまで行くことが出来るのでした。
■■ディスプレーや時計のカウンター、さらにはメイン基板に付属する小型の基板、さらにはその左横に見える別のステーなども外さないでよかったのでした。 分解方法を知らない為に、かなり無駄な分解を多くしました。

■■なので分解方法を知ることは大切です。分解方法はネット検索で見つけておくべきです。 無駄な苦労をしない為に。

■ドライブを少し見てみます

紫色が示す中に、細くて小さいゴムベルトがあります。割りばしの先をナイフで少し削った棒がよいかもしれません、を使ってコツコツと回すと白いレバーが動き、ドライブの中にCDが残っていればスロット口から出てきます。 どちらに回すかは忘れました。

最初は作りに関心をしましたが、よく見ると作りは悪いです

FFCケーブルは4本見えますが赤い三角で示すところのFFCケーブルのソケットへの差し込みは悪く、分解をするたびにソケットから外れていました。
■文字で説明しますが、FFCケーブルの先端はソケットの中の端子とよく接触する様にブルー色をした補助板がどのffcケーブルにはついていますが、このドライブの、その補助板の厚みが薄くてソケットへの、くわえ込みが弱くてソケットから抜けやすいのが問題です。 写真の様にグリーン色の養生テープを使いソケットから抜けにくくしてみましたが無駄でした。 養生テープの粘着力だけではすぐに抜けやすくなりました。
■なので最終的には、薄いプラスチックの包装紙のようなもので、ケーブル先端の補助板を2枚とする事で抜けにくくしました。
■■更に最悪なのが、基板の右に見える映像出力端子、HDMIソケットの取り付け穴、赤い棒で示していますが作りが悪くて、本体裏からねじ止めをしますが、ネジを締めていると作りが悪い・・つまりねじ穴の部分の強度が低くて、ねじで固定をしているとねじを回す力に負けて、ステーがグニャと曲がってしまいます。なのでねじでHDMI端子を固定しにくくなります。
■■写真ではまだ2つのねじ穴が見えますが、2号機の本体に1号機でコンデンサを変えたドライブを移植して、さらにもう一度、ドライブを取り出す時にそのHDMI端子のねじ穴の1つが強度不測の為に折れてしまい、ねじ穴は今、1個になっています。
■■さらに構造的に悪いのが、HDMI端子が基板に直付けになっている為に、ドライブを本体から取り出す必要がある時、気をつけなければいけないのについ忘れてしまい、本単裏にあるHDMI端子取り付けビスを外すのを忘れて、ドライブを本体から取り出そうと前に引くので、ビスが外れていないHDMI端子と基板に無理な力が加わり、基板が壊れやすいという問題点があります。
■■ドライブがなかなか外れないので、本体の裏側にビスがある事を思い出してからビスを蓮セスという格好になりやすいです。
HDMI端子を基板に直付けしたのはミスと思います。 基板からコードでもってHDMI端子と結ぶべきだったと思います。
■■幅の広いFFCケーブルがあり紫の三角で示しているソケットのロック解除は、三角の部分のツメを手前に引いて、ロックを解除するタイプです。

また、メイン基板とディスプレーをつないでいるフラットケーブルを外す時のソケットのロック解除の方法はフタを跳ね上げて、ロックを解除する方法になっています。2つのソケットのロック解除方法が違うのを修理するとすれば覚えていた方がよいと思います。

ドライブ基盤のコンデンサは基板の裏側に移動させました

■多層基板や小型コンデンサが多く使われる事が多くなった今、コンデンサを基板の裏側に移動さす手法はどうしても必要になります

理由は、新しいコンデンサを入れるスペースがない場合、新しいコンデンサの足と結ぶリード線が無くなる場合などにより、その手法が必要になります

パイオニア ドライブのコンデンサを基板の裏に移動をした写真があったので UPをします。

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■例えばもう一度、例を示すとすれば次の機種です。
ティアクのCDレコーダー RW-02の基板です
■RW-02でも、基板の表側に新しいコンデンサを入れるスペースが無かったために基板の裏側にコンデンサを移す手法を使った例です。

■もう一台、基板の裏にコンデンサを移動のを説明できるものがあったので紹介します

■パイオニアのコンポでした。 ジャンクでもって使えるけれども表示が点灯しないというものでした。間違っていました、CD再生はNGだけれどもUSB再生とAUX入力は使えました。 修理を試みたけれども液晶は表示されませんでした。 基板のコンデンサを交換すればと思い、数本ほど交換をしてみましたが修理は無理でした。
■そのコンポの基板もやはり多層基板でした。これからオークションに出て来る商品の中には多層基板を持つものが多くなるのではないのでしようか。

パイオニアのコンポ X-CM35-W です。

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基板は多層基板です

■基板が多層基板なので、コンポを1本抜くのにもかなり長い数分を使います。 仮に抜けたとしても今度は新しいコンデンサを基板に差し込むのにも数分は掛かります。よってコンデンサ 1本を交換するのに10数分は掛かります。 とても気軽に作業ができる状態ではありません。 多層基板にはその様にコンデンサ交換が非常に難しい基板です。
■なので交換がたやすい基板裏にコンデンサを移動させるのです。 ただし極性を間違うと基板は壊れるので、マジックで必ず(-)端子の穴に印を付けて作業をします。
■多層基板でも基板の表側に新しいコンデンサを付け替える事は出来ますが、写真の様にコンデンサの底に足の曲げが無い設置タイプなので、新しいコンデンサのにハンダ付けをするリード線が期待出来ないので基板裏にコンデンサを移すのです。
■丸の中がコンデンサを少しほど交換をした部分です。

■■多層基板でも基板の表側に新しいコンデンサを取り付ける事が出来る基板もあります。 この「猫の手も借りたい」の冒頭くらいに紹介をしたティアックのPD-H380というCDプレーヤーの基板が多層基板だけれども、基板の表側に新しい基板を付けられる事が出来るタイプの基板です。

その理由は、基板に新しいコンデンサを付けられるスペースがあるからです

多層基板でも、表側に新しいコンデンサを入れるスペースがあれば、多層基板でも表側に新しいコンデンサを入れ替えられます

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パイオニアの コンポ SMC5-Kの話に流れを戻します

■パイオニアのコンポに話を戻します。 このコンポ SMC5-Kをネットで調べるとこの様な問題点があると表示されました。 それは、電源が入って使用中の時にコンセントから電源プラグを抜くとコンピュータが壊れるとの内容でした。 確かに動作はコンピーュータ特有のワンテンポ遅れて動作や表示をするのを見てもコンピュータが使われていると実感できます。

■そのコンピュータが不用意に電源プラグをコンセントから抜くと壊れると状況になっていると思われるのがジャンクでもってゲットした1号機の状態に思えました。時計表示の部分は点灯しますが起動しません。 メイン基板のコンデンサを交換すると一時的にCD再生が可能でもって、このコンポの音が気に入った次第です。 ですが手に入れた時点でコンピュータが壊れていたとしたならば色々な状態に納得が出来ます。

パイオニアのコンポ SMC5-Kのコンデンサ交換の後を少し紹介します

■最初はオリジナルのメイン基板です
コンデンサは表側に11個あります

コンデンサを交換した後の写真です。 コンデンサの数が少なくなったのではなくて、オリジナルが小型コンデンサだったので表側でのハンダ付けが難しいので裏側に交換をするコンデンサを移動させた次第です。

矢印は一部のコンデサに使っていますが、元のコンデンサのリード線が短い為に表側でのハンダ付けが出来ないと判断をして、新しく交換するコンデンサを基板の裏側に移動させた次第です。
この表側の写真の様にコンデンサを基板の裏側に移動させたので表側にほとんどコンデンサは見えません。 少し大きなコンデンサの横倒しは、ちょうど良いコンデンサが無かったので大きめのコンデンサを代用する事になったのでおかしな横倒しのコンデンサになった次第です。
■1号機の基板はすでに壊れています。なので、この基板に使ったコンデンサを1個、1個、2号機に移して2号機の動作を確認しようと思います。
■コンデンサ交換のクセによって、交換する時には一度に全部のコンデンサを交換したくなり、その様にして来ました。 が、しかし、一度に全て交換をした場合、テストをした時、不具合が発生した時には、どこま箇所のコンデンサ交換で不具合になったのかが分かりません。 なので一度にすべての交換方法はかなりのリスクを抱えていました。 しかし、ついつい一度にすべてを交換してしまいます。 しかしこのパイオニアのコンポは分解手順も分かり、分解も簡単と分かったのでメイン基板のコンデンサを少しずつ、少しずつ交換をして様子を見るつもりです。

※これが背後のクセ者・・と呼びたくなるHDMI端子です。 ドライブ基盤に直付けしていなければ問題ないですが、基板に直付けなのでこのビスを外し忘れると取り出そうとしているドライブの基板にだめーじ与える危険があります。
製品としての性能は良いのに、作りがところどころに雑です。
このコンポの消費電力は27W(ワット)です。27Wの発熱は数字が示す以上に熱くなります。CDを1枚再生して取り出すと、それは熱によるデータ破壊が心配になるほどの熱さになります。熱を逃がす空気穴がありません。 あるとしたらCD/ DVDを出し入れするスロット・口しかありません。だから本体の内部に相当量の熱がこもります。
■その熱さから想像をして、オークションに出る、この製品の状態でもっては完全な状態のものはほとんど無いのではと想像します。

■コンデンサを交換した1号機のドライブを2号機に移してテストをしました。良い音でCDを再生します。 写真コンポのを交換した1号機のドライブを2号機に移してテストをしました。良い音でCDを再生します。 

CDを再生して良い音であるとの確認はしましたが、数時間後には再生が出来なくなりました。 取り出しも難しくなりました。ドライブのコンデンサはすでに交換をしているので不具合の原因はメイン基板のコンデンサであるとの推理は成り立ちます。
■なので後日に、メイン基板のコンデンサを少しづつ変えた時の結果をUPします。

2022年11月2日 記事を少し入れます

▲ジャンク品は気まぐれなのか? 数時間後には再生がNGと書きましたが、次の日からはCD再生は順調です 

■使わない時は本体の電源をOFFにしますが、OFFにした後もACアダプターは本体に接続したままなので、本体のコンデンサに充電量が戻ったのでCD再生が順調になったのかも知れません。 当てにならない推測ですが。

■この機種は、熱逃がしの穴が無いと書きました。 それによって内部が高温にもなります。 CDレコーダー RW-02での空気穴をケースに開けた様に  この機種でも熱逃がしの穴を開けました。 その穴の効果はまずまずでしようか。
■CDを取り出すと温かいですが、前の様に熱いとは感じません。 なので空気穴の効果はあるののだと思います。 写真を写したのでUPします。
▼穴の感じは、紫色の丸の様に開けました。
▼実際に穴を開けた写真でもって、背面から写しました。 大きい穴には虫が入らない様にナイロン網を小さく切って、ホットガンで網を貼り付けています。 ホットガンだと秒速で網を固定できるので便利でした。
▲ジャンク品でもってゲットしたものは、自分のものなのでこの様に自由に加工を加えられるから面白いです。 本体はまだ熱を持つので完ぺきな熱逃がし穴にまっていませんが前よりは効果があります。

音質的な説明の追加をします。 このコンポ、単体で聴くと良い音です。

しかし目の前にパナソニックのコンポ、SA-PM710SDと並べておくと  聴き比べをする時があります。その時はやはりパナソニックが優勢です。

スピーカーが本体とは別にあり、バイ・アンプだし、音的にはパナソニックが優秀ですが、パイオニアのコンポ SMC5-K だけで聴くと、それそれでもって納得をした音に聴こえます。 まあ、人の感覚とはその様なあやふやなものかも知れません。 しかし人は、その、あやふやな感覚に拘ります。

修理を覚えれば、ジャンク品でも選べる範囲が広がります。 そしてリスクが減らせます。

■修理を覚えれば、オークションの中は遊べる品物であふれています

実は、パナソニックのコンポ SA-PM710SD の音が気に入った事により、猫の手も借りたいほどに忙しくなりました。
■よせば良いのに、SA-PM710SD の上位機種 SA-PM730SD が・・・、100円? 間違いなく100円? それでもって、ついついクリックをしてしまいました。
▲手前が一部修理の、パイオニアのコンポ SMC5-K            上の段、左側がSA-PM710SD  そして右側が SA-PM730SD
パナソニックの SA-PM7百番台のコンポは、個人的な感想ですが、よほどの事がない限り、CDが使える様な気がします。 MD と SDは NGが多いです。 SDはほぼ100%NGに感じました。 落札、5台くらい?からの判断としてです。 MDは2台ほど使えるのを確認しています。
▲写真では、パイオニアのSMC5-KはCDの再生状態ですが、ブログに今、記事を書き込んでいる時は、パナソニックのSA-PM730SDでMD再生(PM730SDにはスピーカーを接続していないので、コードでもってパイオニアのSMC5-Kの AUXに接続をしてMDを聴きながら書き込んでいます。)

▲やはり音は比べたくなります

■ パナソニック同士の比較ですが、PM710SD の方が良いと感じました。 PM730SDは、PM710SDの次の機種との位置づけで計画されたけれども PM710SDを超えられなかった様に個人的には感じました。

しかし、PM730SDを整備すればPM710SDを超えるのかも知れません。 届いてから一度だけスピーカーに接続をして音を聴いただけなので。 と言うのもPM730SDの 音的性格を低域領域に向けた音作りに聴こえたからです。 個人的にはボーカル帯域重視が好きなので、そこから少し外れたPM730SDの音に少しだけ違和感を感じての、PM710SDが上とした評価にしただけです。

■電気製品は長い期間、電気を通していないと不具合が生じやすくなります。 その不具合の中に、長期間の保管でもって、機器の中の電解コンデンサの放電状態が進み、電源を入れ時、コンデンサによっての電力不足によって誤動作や性能低下を起こします。
■その様な状況がある事もある中において、PM730SDの性能がまだ眠っている可能性もあります。 もっとPM730SDを いじれば良い方向に変わるかも知れません。 しかし他にいじたい機種が多いので困ります。
なにせ、100円  300円 500円 1000円という金額で遊びものが手に入るので、今のところ全ての機種を調べることは無理です。
■しかし、オークションは楽しい場所です。 昔は高額で手に入れられなかった機器が簡単に手に入るのですから。 修理を覚えて気になるものをゲットするべきです。 

11月2日 もう一つの追加です

■パナソニックの記事を追加する為に、PM730SDに、落札してからかなりの時間、電源プラグを抜いて電気を通していませんでした。 先ほど写真を写す為に電気を通していて、MDを再生し終えたので電源をOFFにしていたところ、やはりコンデンサの劣化によるマイコンの誤動作が起きて、勝手に電源がONになり、ディスプレーに勝手にデモ表示の画面が流れています。
その様なコンデンサの劣化が起きている状況では、PM730SDの評価はまだ適当ではない気がします。 評価はやはりコンデンサ交換をして正常になってかするべきと思いました。 この様に勝手に電源が入る現象は、落札をした他の同じコンポの中でも発生をしていた事を今、思い出しました。 この機種はコンデンサが劣化をすると電源が勝手に入る症状を持っているのだと思います。

コンデンサ交換を覚えると、色々な機器が修理できるという例を少し紹介します

ソニーのフォノイコライザ EQ-2 です。 レコードを再生する時に使うアダプター的なものです。
▼内部の写真などは後で、また分解をして写真にしてからUPをします。    とりあえずは簡単な説明をしておきます。 オークションでの画面でもって説明をします。 この様な説明でした。
.■フォノイコライザーもオークションではかなりの人気商品です。 金額が 5000円を超えるので手を出しませんでした。 そこにジャンクでもって安い金額で出品されていたので即決で落札。                   それなどもコンデンサ交換でもって使い物になると判断したからです。     コンデンサ交換を覚えていたので手が出せたのです。
▼オークションの画面です

▼基板の写真はどこにあったのかを忘れました。 ネット上にあったのか?   そう言えば、このフォノイコライザーを落札する手助けをしたのがネット上にあった ソニー フォノイコライザー EQ-2の修理というブログを見たので、これなら修理が出来るとして落札したのでした。 基板の写真はそのブログにあったものかも知れません。 下の様な基板です。
▲写真からでは分りずらいけれども、丸で囲んだ中には米粒の半分くらいのコンデンサがあります。 C302 となっています。
▲最初はその、C302が小さ過ぎてコンデンサとは分かりませんでした。  ブログを読んで、時間を制御するのに使われるコンデンサと書いていましたが  あまりに小さいので分からなくて、相当長い時間、悩み、捜しました。 実際に見るとこれがコンデンサ? というくらい小さいです。
■最後にそのコンデンサが分かったので交換してテストをするとバッチリ成功でした。 LP一枚を再生しても再生中はオートオフが働かないで稼働します。  5分以上、再生しないでいるとオートオフが働き、フォノイコライザーの電源が自動的にOFFになります。
■アンプやCDプレーヤー以外の修理だったので、修理の成功がうれしかったです。 ※後で、修理をしたフォノイコライザーを分解して写真を写してUPをします。 ※オークションでは EC-2 となっていますが正式には EQ-2 です。
▼その修理の記事がありました。

雑記 : SONY EQ-2 修理 (フォノイコライザーアンプ)

http://tiiduka.blogspot.jp/2012/04/sony-eq-2.html

▲そのブログを読んだので EC-2を落札する気になったのでした。

▼ EQ-2の写真を写しました

▼単三乾電池 4本で稼働します。 アダ゜ター式は100ボルト電源を清流して使います。 なので、すでに直流で稼働する乾電池式が良いかもとしてEQ-2 を選びました。乾電池式でもかなり長時間使えます。 乾電池の終了を気にしないで使える長さです。
▼グリーン色をしたコンデンサは無極性の 50/1μFです。 修理ブログには有極性か 無極性が分からなかったから無極性を使った・・・との記述があった様な気がしたので無極性を使いました。 オリジナルの大きさは米粒より小さいですが、交換したのは写真の様に大きいですが心配はないです。
▲一番上のオリジナルの基板での、丸の中のコンデンサと比べて下さい。 それほどに大きさが違っても大丈夫です。
コンデンサ交換には工作も必要です。 足の曲げは、個人的には力作と思っています。
▲緑矢印が示すコンデンサの足を差し込む穴は、紫の線が示す様に縦になっています。 なので新しいコンデンサの足には少し複雑な曲がりが必要でした。  その曲がりを図に書き起こすと次の画像の様になります。
▼ソニーのフォノイコライザー EQ-2 のコンデンサ配置図です。
▲無極性のコンデンサの位置をグリーン色で示しています。 先に書いたように最後まで、このコンデンサを見つけられなかったのでコンデンサの位置と規格  50/1μFを書きこめなかったのです。
▲コンデンサの耐圧ボルトで、6.3ボルトはなかなか販売が無いので 6.3V耐圧はすべて10V耐圧に変えました。 耐圧数字が高くなるのは問題がないからです。
▲この、EQ-2のコンデンサ交換では、小型のコンデンサを使い、高さ的な寸法を低くする必要があります。 理由は、コンデンサの直ぐ上には電池ボックスが来る為にコンデンサの高さを低くする必要があります。 高くすると電池ボックスがケースに収まりません。

■コンデンサ交換を覚えると好きなものが修理できます

▼もう一つの例をあげます

すべてのアナログ・レコードプレーヤーが修理できるとは言いませんが、かなりの機種が修理できるはずです

■今は手放してありませんが鹿児にトリオの KP-880Dを修理しました。
■故障項目は2つ。 最初にレコードを再生中にアームが勝手にUPをしてターンテーブルの回転が止まるというものでした。 原因はコンデンサの劣化、つまり容量抜けによる電力不足によりマイコンが誤動作をするものでした。
コンデンサの交換を行う時、一部のコンデンサを交換するよりも全体のコンデンサを交換する方がベストです。 当然にすべてのコンデンサを交換すると正常な動作に戻りました。
■■2点目の故障は、まれとは思いますが電源トランスの断線です。 トランスからの出力が完全に出なくなりました。 オークションでもって同じ出力をするトランスを手に入れ、新しいトランスに交換をするとまた正常に動作をする様になりました。
■■トランスの断線は予想外でしたが、オーディオ機器も電気製品なのでいつかは必ずコンデンサの寿命や劣化の問題が必ず来ます。
■■しかし、コンデンサ交換を覚えておけば、かなりの確率で修理の成功を収めて、機器の復活を行い、その復活を機器の性能に驚くはずです。 そしてよろこぶ事を実感するはずです。 そのよろこびは自分だけけではなくて他の多くの人の喜びにもなるはずです。

コンデンサ交換を覚えると本当に楽しくなります。 しかしジャンク品から目が離せなくなり、オークション三昧になるはずです。 その三昧にはお金が掛かるので少し心配になりますが、とにかくコンデンサ交換作業は楽しい作業です。

コンデンサ交換を覚えて損はないです。徳をすることの方が格段に多いです。

よみがえった音に触れること、接することは本当にうれしく、楽しいことです。

コンデンサ交換は簡単なので覚えておくべきです

■   ■   ■        ■   ■   ■  
▼最近と言って数か月前ですが、アナログプレーヤーを2台半 修理しました。
その時はブログを始めるとは思っていなかったので写真は極、一部しか写していません。 その代わりに修理とゲットをした機種をネットの画像を使って紹介します。
▼パイオニアの XL-A800です。 フルオートなので最高に気に入っています。
▲昔では、金額的に高くて手が出せなかったものですが、今では2000円チョットでゲットできます。 安いのでまた、ついつい2台をゲット。 1台はすべてのコンデンサを交換して動作は正常です。
■しかし、ある日、気が付いたことがあります。 昔のコンデンサの見かけ上の容積量が今のコンデンサと比べるとかなり大きいです。
詳しく説明すると、例えば同じ50ボルトの470μFの大きさでも、今のコンデンサは性能が良いからとして昔のサイズから比べるとかなり小型になっています。
しかし、同じ容量なので問題はないとして使うと、使う場所によっては役不足になる場合があると経験をしました。
▲XL-A800の電源部、やはりパイオニアのXL-1650の電源部もまったく同じですが、50ボルトの470μFが1本あります。 同じ規格の、今のコンデンサの大きさと比べると3倍以上はあるかも知れないという大きさです。
■なので考えてみると、モーターなどの動力系の部分では同じ規格であってもコンデンサの大きさが大きい方の方が体力が有ると言えると思いました。
■しばらくレコードを再生していると回転が不安定になります。 そして電源を入れたまま、しばらくレコードを再生しないでおくと、また電力が回復をしてしばらくは正常に回転をするというのを経験しました。
■その事から、動力系の基板でのコンデンサは大き目のコンデンサがいいと分かりました。 ターンテーブルの様に大きな電力が必要なモーターを回す基板には数値以上の大きなコンデンサへサイズUPをしても良いかもと思いました。 新しいレコードプレーヤーなどはその点、計算されていると思うのでオリジナルと同じ規格のコンデンサで交換をしても良いと思います。
■コンデンサの役不足を経験した機種の年代は画像の年数から分かる様に1979年、つまり40年前の製品です。モーターも省エネタイプではないだろうし、大きな電力が必要と思います。昔の動力系に使う交換用のコンデンサは昔の規格よりも大きくするべきと思いまし。
■ちなみに、XL-A800の電源部に使われている昔のコンデンサの規格= 50ボルトの470μFを 50ボルトの2200μFに変えています。 それでもって問題は発生していません。順調です。
▼また、また、ついクリックしてしまいました。 この機種も2台になりました。 有り合わせのコンデンサで修理を一部行いました。 回転がモーターの様に高回転、届いた時は電源基板のソケットは外されていました。モーターの様に高回転するのでそれを隠す為だと思いました。 また基板の一部は割れていました。 しかしジャンク品なのでそれらもリスクの一部です。
▼有り合わせのコンデンサで一部交換をすると、回転は正常になりました。 しかし全を交換していないし、有り合わせのコンデンサだからまだ不安は残っています。 修理の時の写真を少しほどUPをします。

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2022年11月7日 「猫の手も借りたい」への書き込みも増えて、使いずらくなったので、しばらくは書き込みますが、近い内に 「猫の手も借りたい (2番目)を作ります