SSS-1MCの説明の②


ボーズのSSS-1MCはオークションでもって3台ゲットしています 安い時にゲットをしました 修理をする時の安全策として気になる機器の時は複数台ゲットすることにしています

写真の個体は3台めのものです。

このブログに使う為に写しました。

前回の時はリアパネルだけを使い人気の秘密のひとつである

音響調節ダイヤルを示しましたが今回、写真をアップしました。

前回の写真

今回の写真

今回の写真は3台めの個体を使いましが

ケース裏のススの付き具合からするとかなり使われていたことが分かります。

こり機種はかなり重いですが、このケースだけでもかなりの重さがあります。

写真からでは分かりずらいですが赤い棒で示す箇所にビスがあります。

このビスはピッチが細い細目ねじです。

チューナー基板を止めるのに細ねじが使われています。

分解した時はこのねじの保管に注意です。(タッピングビスでは絶対に代用できません)

チューナー基板の赤い棒の箇所に細目ねじがあります。

その下の赤い棒はオルジナルのコンデンサの色を示しています。

色が茶色のコンデンサです。

角度を変えて見ます

赤い棒のところが細目ねじで止める箇所です。

細目ねじを使う箇所をアップします。

このねじはチューナー基板を固定するのに使うので無くさないようにします。

チューナー基板を外すとこの様に見えます。

赤い棒の箇所が細目ねじの箇所です。

グリーン色の穴はCDドライブを止めているねじが入ります。

CDドライブは3本のビスで取り付けられています。

前方に2か所、グリーン色の所で3か所目です。

電源基板を見てみます。

グリーン色の基板はメイン基板です。

電源基板にある大きなコンデンサの交換はよほど頭の部分が膨らんでいない限りは交換しなくてよいと思います。

■ この電源基板にはヒートシンク(放熱版)の箇所に大きなパラートランジスタ

  が使われていますが1号機の修理は1年前であり、そのパワートランジスタ

  の扱い方をどの様にして電源基板のコンデンサを交換したのかを忘れま

  した。

  なので近い内に2号機の個体を使って電源基板のコンデンサ交換を説明

  します。

■ 全体の感じを伝えます。 この様な感じです。

■ 写真から分かる様にこの機種はソケットがかなり多いです。

  なので接続が分からなくならないようにソケットにはマジックで

  「合いマーク」を必ず書いておきます。

■ ボリュームのダイヤルは外しにくいので、赤い棒の箇所に四角の穴がありま

  すが、この中にマイナスのドラバーの先を入れてボリュームのダイヤルを

  押し出します。すると簡単にダイヤルは前方に押し出されて簡単に外れます

  。 

  ドライバーを差し込む前にボリュームダイヤルをクルクルと回してみると

  四角い穴の中でダイヤルが回っているのが分かります。

  なのでそのダイヤルの後ろをマイナスドライバーで押すとダイヤルが前方に

  動くのでダイヤルは簡単に取り外せます。

■ 下の赤い棒の先にもソケットがあります。

  このソケットは組み立てる時に接続するのを忘れないように

  します。

  接続を忘れてしまうと上のボリューム基板を外さないと接続が無理

  なので作業が大変になります。

  組み立ての時、このソケットの接続を忘れないようにします。

■ 今回の説明はここまでです。

  また次に説明の続きをします。

2022年10月29日 エラー表示についての記事を少し書きます

オークションページでもって、まれにですがボーズのこのアンプ、  SSS-1MCの出品状況が気になり、見ています。 その出品の中でエラーでもって操作を受け付けないジャンク品が出品されていました。
その時の価格は安かったので気になり落札日まで入札状況を見ていました。安ければゲットしようと思っていましたが、意外にも高い価格で落札されました。
■そこで所有でもって修理待ちの保留機、3号機はどの様な感じだったのかを確認したくて電源を入れました。ものの見事にエラー表示が出ました。 オークションでのジャンク品と同じです。
そこで、エラー表示の時にはどの様な状態になるのかを調べました。 ①エラーが出るとトレーがオープンしない。 ②全ての操作を受け付けない。つまりTAPEへの切り替えも出来ない。 ③AUXにも切り替わらない。 ④ラジオも聴けない。 つまりエラーが出ると全ての操作が出来なくなり、全くアンプの役目もしないので、ただの粗大ごみの状態になるという事が分かりました。

■そこで当然に、何が原因でエラーが出るのかを調べたくなりました

ちょうど良い事に2号機は分解中でもってメイン基板のコンデンサは全て交換を終えていましたので、その2号機のメイン基板を3号機に使いテストをしました。
■それでもエラー表示は出ました。 なので更にテストを続けました。 電源ボタンを押すと短い時間、ボーズとか サウンドとか とかのデモの文字が出ますが、その文字が出ている間にトレーのオープンボタンを押すとトレーが出て来ますが、そのデモの文字が消えるとトレーは出たままで、次のトレーのクローズ動作を受け付けなくなります。デモの文字が出ている間だったらトレーのオープンとクローズは行えるという事は分かりました。
一瞬であるけれどもトレーのオープン/クローズが行えるという事はCDドライブは使えるだろうとの推理をしました。 そこで第二段階のテストとしてボリューム基板の後ろにあるコンデンサを少し交換しました。 手持ちのコンデンサが全て揃わないのである分で交換しました。
そしてテストです。やはりエラー表示が出て完ぺきな操作は受け付けません。 それ以上のテストは不測のコンデンサを通販で注文し、全てのコンデンサを効果してからでないとどこの部分が悪くてエラーが出るのかが分かりません。
その様な状態の中で言えるのは、エラー表示が出ているジャンク品の修理は全てのコンデンサを交換する必要のある修理になるかも知れないという事です。
エラーが出る状態では、電源部もあやしいし、ボリューム近辺もあやしい感じです。トレーは出入りをするのでエラーを出す主な原因ではななさそうとの推理もあります。
■エラー出ているジャンク品で言えるのは、修理はかなり難しいと思います。 エラーが出なくてただCDが再生できないというジャンク品ならば、まだ利用価値があります。外部入力が使えてアンプとして使えるからです。
■しかしSSS-1MCもすでに20年を超える個体もオークションに出品されて来るはずです。 安ければ修理が不能でも諦めがつきますが、修理不能でもってゲット価格が高いものであれば気分の落ち込みはつらいものがあります。
エラーの出るジャンク品にはよほどの注意が必要かもです。

2号機、あるいは3号機の修理はまだ先になりそうです。