RW800のフロントパネルを見てください。
CD-RW700のフロントパネルには無いマイク端子があります。
なのでCD-RW700と比べるとフロントパネル内部の基板には少し多い
コンデンサがあります。
RW800のフロントパネルを開けるとこの様なアンプが見えます。
マイクアンプとヘッドフォンアンプの基板です。
次にこの基板の裏側を見ます。
この基板を少し拡大します。
コンデンサの足の一部を赤い印で示しています。
そのコンデンサへの配線はカエルのおたまじゃくしに似ています。
頭があり、しっぽがあります。
問題はそのしっぽの細さです。
しっぽの部分がこれだけ細いと表側からコンデンサを引き抜くと
基板裏の頭の部分の銅箔が表側に引き抜かれて
新しいコンデンサの足を入れてもハンダ付けをする部分が無いのでコンデンサ
交換は無理になります。 ジャンパー線で補修しようとしてもコンデンサがグラグラしていて無理です。
なので、RW800のフロントパネル内のコンデンサ交換は急ぐ必要もないので
交換してみようとする機運が高まった時にでもコンデンサ交換をすれば良いと思います。
無理をして交換する必要はないと思います。
🔲 CD-RW700のヘッドフォンアンプのコンデンサ交換は一年前なのでよく覚えていません。
コンデンサ配置図を見ると4個のコンデンサが使われています。
CD-RW700のヘッドフォンアンプでのコンデンサは4個なので
注意をしながら交換作業をすれば大丈夫かもしれませんが
やる気が起きなければ無理にコンデンサ交換をしなくても良いかもです。
機運が来れば交換をしたくなると思うので。
この様なおたまじゃくしに似た配線がある基板のコンデンサ交換は前にしましたが再度簡単に説明をします
まず基板の表からコンデンサの足を切ります。
基板の黄土色は表側を示しています。
そしてコンデンサの足をニッパで切ります。
周りの部品も一緒に切らないように注意をします。
そして基板を裏返しにして、ピンセットと半田ゴテでもって
足の残り部分を裏側に抜きます。
足の残り部分を抜きやすくする為にニッパの刃先を基板に近づけて足を切ります。
■ フロントパネル内のコンデンサ交換はいずれ機会を見てすると
説明しましたがメイン基板の中にもこの手法を使ってコンデンサ交換をする 部分はあります。
少し無理だと思う時は、その部分の交換はやめにして又、いつか時を見て交換をすればよいと思います。
この様にピンセットと半田ゴテを使ってコンデンサの足の残りを抜いています。
写真では先が直のピンセットを使っていますが鷲口のピンセットが断然使い易いです。