CD-RW700とRW800で気が付いたこと①


フロントパネルを本体に組み付ける時、組合せに苦労するかもしれない

■ まずは写真からの説明です。

黄色はフロントパネルを示しています。

グリーン色はCDドライブを保持するプレートです。

■ CD-RW700のコンデンサ交換を2台、そしてブログ用の写真を写す為

  にRW800の分解と組み立てで合計3台の分解と組付けを行いましたが

  その時の3台共にフロントパネルを本体に組み付ける時に苦労をした部分が

  ありました。

  その苦労の部分を説明します。

■ 黄色はフロントパネル、グリーン色はCDドライブを保持するプレート。

  その2つのかみ合いがすごく悪くて、フロントパネルがなかなか本体に組み

  付きません。

  

グリーン色のプレートの先端に噛み合わせの穴があり、フロントパネル(赤色で示す)に凸の噛み合い棒があります。

その両者が簡単に嚙み合えば組み立てに問題はないですが

その両者、穴と凸の噛み合いが相当に悪く意外と組合せに時間が掛かる場合があります。

■ その両者の噛み合いが悪い場合は次のように対処します。

グリーン色はリアパネルを示しています。 黄色の矢印方向がフロントです。

CDドライブを保持するプレートが外れるようにする為に

リアパネルを止めているビスを少しだけゆるめます。

そのゆるみによってCDドライブを保持するプレートが少しだけ後方に

動くようにします。

その様に下準備が出来ると次の作業をします。

■赤が示すビスを2本外します。

そして黄色の丸の中の噛み合いが外れるように中のCDドライブを保持するプレートを後方に移動させます。

プレートが後方に移動したことにより、フロントパネルを止めるビスが本体に付きます。

フロントパネルが本体に付くと次に、後方に少し移動していたプレートを

フロントパネルの凸の部分とプレートの穴の部分が噛み合う様に加減をしながら

プレートを本来の位置へ移動させてフロントパネルとプレートの噛み合いを完成させてこの部分の組付けを完了させます。

■フロントパネルの凸部分とパネルの穴が合わない時、フロントパネルの凸部をニッパで切りたくなりますが、今考えると、録音ボリュームのカバーが本体側に固定されるので凸部を切り取るとカバーに不自然なストレスが掛かるので

凸部を切り取るのはマズイのかも知れません。

説明は無しですがプレートとフロントパネルを写した写真を載せます。

気付きの②

グリーン色が示す銀色のシートはノイズ混入防止のシートと思います。

それでもってフロントパネル内のヘッドフォンアンプのコンデンサを交換した

場合、交換した後のコンデンサの足がノイズ防止のシートを突き破り

CDドライブへの干渉を防ぐ為に厚紙を基板とシートの間に入れると安心できる思います。

グリーン色がヘッドフォンアンプです。

赤色が厚紙を示しています。

気付きの③

写真には白色のソケットが3個写っています。

ソケットを外す時、よくするのがコードを持ってソケットを引き抜きますが

このソケットへのコードは細く、コードの本数が多いのでソケットの引き抜きには注意をしたいところです。

また、これらのソケットの大きさはそれぞれ違っているのでソケットにマジックでもって「合いマーク」を付けていませんが

間違いやすいソケットがある場合にはソケットに必ずマジックで合いマークを

付けておきます。

写真ではソケットがすでに少し開いた状態になっていいますが

この開く状態の前はカッターの刃をソケットの隙間に入れて

少しソケットを開かせて、後はマイナスドライバーを開いた場所に入れて

ソケットを抜くようにします。

■ 組み立てた後、ソケット部分の接触不良によって起動しなかったり

  動作が不安定になる場合がありますのでソケットの外し方は丁寧にする方が

  良いと思います。

  極力、ソケットな付いてるコードを持ってソケットを引き抜く動作を

  やめたいものです。

なので、時にはラジオペンチを使ってソケットを外す場合もあります。

気が付いたのは以上のような事です。

また別のことに気が付いた時には追記をします。